もくじ
「同伴」と「アフター」は別々の仕組み
高級クラブには、ホステスと一緒に食事を楽しみ、その流れで出勤する「同伴」があります。
その一方、似たような仕組みを持っているのが「アフター」です。
同伴とアフターはややこしいため、混同してしまう方も少なくはありませんが、基本的な部分は同じでも違う点がいくつかあります。
高級クラブの「アフター」とは営業後に一緒にどこかに行くこと
同伴が出勤前に二人で食事を楽しむものですが、アフターはホステスの営業後という点が同伴との大きな違いです。
例えば同伴は、事前にホステスを食事などへ誘って一緒に出勤しますが、アフターはその逆です。
アフターの場合、まず通っている高級クラブへ行き、その後ホステスと一緒に食事などへ行きます。
出勤前か後かという点が違っているので注意しましょう。
「アフター」はで長い時間拘束しないのが吉
アフターはホステスの退勤後が基本のため、長い時間拘束しないことがマナーにもなっています。
何故なら、高級クラブの営業終了は深夜に及ぶことがほとんどで、それに合わせてホステスも退勤する場合もあるためです。
終電がギリギリのケースも珍しくはありませんので、時間には特に注意するべきでしょう。
もちろん例外もありますが、夜遅くにホステスとどこかへ行くわけですから、長時間拘束することは望ましくありません。
相手が望むのであれば話は別ですが、食事などへ誘うにしても拘束時間は短くするのがマナーです。
もしアフターを望むなら、スムーズに誘うためにも、前もって退勤時間を聞いておいたり、予定を聞いてから検討することをおすすめします。
「アフター」は時間外労働なので、しつこく誘うのは避ける
ホステスにとってアフターは時間外労働です。
言い換えるとプライベートの時間ですので、もし誘うならこの点に留意しなくてはいけません。
しつこく何度も誘うことはマナー違反になるため、絶対に止めましょう。
もし断られたら諦めるのがスマートです。
ホステスもしつこく誘われると嫌がってしまいますし、嫌なお客さんと思われてしまうことにも繋がります。
もし断られたらしょうがないと思い、次回以降また誘うことをおすすめします。
あるいは問題無さそうな日を聞いておき、その時にアフターへ誘ってみると良いでしょう。
営業後であることに注意
同伴と似ている部分もあるアフターですが、営業後である点に注意が必要です。
もしアフターで食事などに誘うなら、極力時間は短くしましょう。
また、ホステスにも予定が入っていることは十分考えられますので、しつこく誘うことも絶対に避ける必要があります。
相手がOKを出してくれた場合のみアフターを楽しみましょう。